このサイトについて

私の作品紹介サイト「ツィンバロン奏者 斉藤浩の世界」へお越しいただきありがとうございます。

2006年に、ハンガリーとスロバキアでの留学生活を終え、帰国して10年がたちました。
当時、ツィンバロンという楽器は、日本、アジアにおいてまだまだ知られていない楽器でした。

コンサートをしても
「あれっ、鍵盤楽器じゃないんですか?」
「バロックの楽器じゃないんですか?」
たびたびチェンバロと勘違いされることもありました。

そんな中で、まずはツィンバロンを知ってもらわなければ…という思いで始めたのがブログでした。
留学中のこと、日々のたわいのない話題などを書くのと同時に、
ツィンバロンの演奏を録音して、それをBGMにしてブログに貼り付けていました。

それがこのブログ。 → Blog Cimbalmos

10年もやっていると、音だけをBGMとして流すだけでは物足りなくなってきました。
そこで、自分の撮った写真やお借りした素敵な写真をあわせて動画にしてYou Tubeにアップし、
それをブログに貼り付けてみようと考えました。

写真と合わせることで、季節感を出すことができたり、自分の思い描いた風景を伝えることも出来るようになりました。
なんともスゴイ時代です。

ブログではトップページに1曲だけこの動画を貼り付けていましたが、
たくさんの方々から「まとめて見ることはできないの?」
というお問い合わせをいただき、それがこのサイトを作るきっかけとなりました。

私のオリジナル作品だけでなく、クラシック音楽、カバー作品など
いろいろなジャンルのものをご紹介できたらと思っています。

音楽著作権のこともありますので、ご迷惑をおかけしたりすることのないようにJASRACさんにも相談にのっていただき、
また私はweb制作に関しては素人ですのでプログラミングも含め、たくさんの方々のご協力を得ながらのスタートです。

ツィンバロンは「東欧の民俗楽器」、または「ロマ楽団の中で使われている楽器」
として見られていることが多いのですが、実はクラシック、現代音楽、ジャズなど
近年、新しい音素材としても注目されてきている楽器です。

またハンガリーでは「マジャール・ゾンゴラ(ハンガリーのピアノ」として位置づけされています。
打楽器としてではなくむしろピアノと同族の楽器として扱われています。

私も今後は留学で学んできたことをベースにしながらも、
私らしく、私だけの、そんなツィンバロンワールドを展開してみたいと思っています。

気軽にこのサイトを覗いていただけると大変嬉しく思います。
ジュークボックス(古いですか…笑)のようなサイトを目指したいと思います。

私のツィンバロンの世界をたくさんの方々に楽しんでいただけることを心から願っています。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

2017年吉日
ツィンバロン奏者 斉藤浩